女性に人気の資格！カラーコーディネーター

カラーコーディネーター検定試験とは？

カラーコーディネーター検定試験は商工会議所が主催する民間の検定試験で、この試験名は東京商工会議所の登録商標です。色彩に関連する知識と、それを仕事に役立たせるための能力を判定する試験で、1級から3級まで三段階で、さらに1級は3分野に分かれており難易度はかなり高いです。各級の基準は以下のとおりです。
3級は、色彩に関する基礎的な知識についての理解度を確認します。合格者にはアシスタント・カラーコーディネーターという称号が与えられます。合格率は7割前後です。
2級は、3級レベルの知識に加えて、色彩の歴史や立場ごとの色彩に対する視点など、色彩に関する応用力を問われます。合格者は2級カラーコーディネーターという称号が与えられます。合格率は年度によってばらつきがありますが、3～4割程度です。
1級は、「ファッション色彩」「商品色彩」「環境色彩」という3分野に分かれ、それぞれの専門的な知識と実務で役立つ能力が求められます。合格者には1級カラーコーディネーター「ファッション色彩」（分野によって変わる）という称号が与えられます。合格率は分野によって違いますが、ファッション色彩と商品色彩は3～4割、環境色彩は1割台という難関になっています。

カラーコーディネーターの資格のメリットは？

色彩の知識を身につけることで、あらゆるビジネスシーンで「色」の専門家として活躍することができます。一般事務職から専門職への転身等キャリアップを図ることができますし、認定講師として指導者として活躍することも可能です。また、ファッション業界やインテリア業界への就職や転職にも有効な資格ですし、企業内の営業や企画・広報・マーケティング部門においても役に立つ資格です。

合格するための勉強法は？

基本的には公式テキストを使っての独学となります。2級、3級については通信講座もありますので、テキストのみの学習で不安な場合は通信講座の利用が有効です。また、試験対策のセミナーなどもありますが、定期的に実施されるものではありませんので、東京商工会議所や各地の商工会議所のサイトなどで情報を得るようにしましょう。学習期間は2級、3級は、3～6カ月が標準です。