難易度の高い税務のエキスパート資格、税理士

女性にとって本当に役に立つ資格のご紹介

税理士

税理士は、税理士法に基づく税務関連の国家資格を有して、かつ日本税理士連合会の名簿に登録されている人のことです。一般に税理士は税務の専門家と認識されていて、依頼人の求めに応じて、租税に関する「税務代理」「税務書類の作成」「税務相談」等の業務を行います。

税理士

税理士になるためには?

税理士になるためには、税理士の資格を取得することが必要です。資格を取得した上で、日本税理士連合会の名簿に登録されなければいけません。税理士の資格は、税理士試験に合格するほか、23年以上税務署に勤務して研修を受けた人、法が定める試験科目全部免除あるいは税理士試験免除された人、弁護士、公認会計士が有していますが、ここでは税理士試験についてのみご説明します。
税理士試験は毎年8月に3日間実施されます。受験資格は、大学・短大・高専の法学部または経済学部を卒業した者、それ以外の学部でも法学、経済学の科目を1科目以上履修した者、専修学校修了者(総授業時間1700時間以上)、簿記検定1級合格者、税理士・公認会計士などの業務の補助事務に3年以上従事している者となっています。試験科目は、税法に属する科目が9科目(所得税法、法人税法、相続税法、消費税法又は酒税法、国税徴収法、事業税又は住民税、固定資産税)、会計に属する科目が2科目(簿記論、財務諸表論)の計11科目で、このうち5科目合格しなければいけません。
5科目の内訳は、簿記論と財務諸表論は必修科目、法人税、所得税のうち1科目が必修科目で、残りの8科目(法人税、所得税の選択されない方を含む)のうち2科目となっています。(ただし、消費税法と酒税法、事業税と住民税はそれぞれどちらかしか選べない)
1回の試験で5科目しか受験はできませんが、合格した科目は取得済み消えないため、2回目以降は残りの科目の合格を目指すことになります。それぞれの科目の難易度も高いため、5科目合格までには長時間を要しますが、働きながら長期計画を立てて勉強をしていくことができます。

税理士のメリットは?

非常に難易度の高い資格ですから、この資格を持っていれば、あらゆる就職に有利ですし、会計事務所や大企業に就職できる可能性も高いです。またこの資格で開業もできます。また、合格している科目があるだけでも、会計事務所や企業への就職が可能ですから、勤めながら継続的に試験に挑戦できます。

どんな勉強が必要ですか?

科目の範囲も広いことから、専門学校や通信講座を活用しながら勉強を進めていきますが、全科目合格までに時間がかかることから最終的には独学が中心となります。計画的に勉強を進めていくことが必要ですが、税法は年ごとに改正がありますので、常に最新の知識を捕捉していくことも必要となります。

人気資格一覧

マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)
マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)

最近の事務職ではエクセルやワードが求人の必須条件になっている事が多いです。その技能を客観的に証明できるのがマイクロソフトオフィススペシャリストの資格です。このマイクロソフトオフィススペシャリストの資格は、企業側も新人研修などに取り入れていることもあるほどで、その信頼性は高いのです。

カラーコーディネーター
カラーコーディネーター

カラーコーディネーターは色彩の知識を身につけることで、あらゆるビジネスシーンで「色」の専門家として活躍することができます。専門職への転身などキャリアップを図ることができますし、認定講師として活躍することも可能です。また、企業内の営業や企画・広報・マーケティング部門においても役に立つ資格です。

看護師
看護師

看護師は、医師の診療の補助、入院患者の日常生活の援助・介護などを行う一般の人にも馴染みの深い職業です。看護師になるためには、高校卒業後に専修学校、各種学校などの看護師養成所で3年間勉強するか、看護系大学で4年あるいは看護系短期大学で3年学んだのち、国家試験に合格することで、その資格を得られます。