インテリアコーディネーターとは、住まいを快適な空間にするためのお手伝いやアドバイスをするお仕事です。具体的な例としては、一般の人が家を建てたり、改築したりする際に、その人の要望や家の雰囲気を勘案しながら、最適なインテリア商品(家具、カーテン、照明など)の選択や住空間の提案を行ったりします。インテリアや建築や商品に関する幅広い知識を駆使してお客様に的確なアドバイスをする専門職で、女性に人気の職業です。
インテリアコーディネーター試験は、経済産業省が認定している公益社団法人インテリア産業協会が実施する試験です。一次試験と二次試験に分かれていて、一次試験は学科試験で二次試験は記述式の論文・プレゼンテーション試験となります。
一次試験の受験資格は、年齢・性別・学歴・職業・経験等一切問いませんので、誰でも受験可能です。学科試験は、2014年から従来実施されていた二科目(「インテリア商品と販売」「インテリア計画と技術」)が統合されたものです。
二次試験は、一次試験の合格者に受験資格があります。誰でも受験可能ですが、難易度は高く、合格率は2割台です。合格者の男女比をみると女性が約75%となっており、女性合格者は25~39歳が約67%と、この年代の女性が多いことがわかります。
インテリアコーディネーターは生活空間プロデューサーとして、インテリアショップ、ショールーム、デパート、住宅販売・リフォーム会社、家具・家電メーカーなどの職場で活躍することができます。これらの会社の中では必須の資格としているところもあり、インテリアコーディネーターの資格を保有した上で、提案力やコミュニケーション能力を求められます。
インテリアコーディネーターの仕事の流れとしては、お客様からのヒアリングに始まって、プランニングを行い、商品をセレクトして、プレゼンテーションを行い、そのお見積もりして、お客様の同意を得られれば、契約をして、商品の発注・納品、納品後の確認を行い、その後のアフターフォローも行います。インテリアコーディネーターとして独立している場合は、これらすべてを一人で対応していきますが、インテリアショップや住宅関連の会社などに勤めている場合はこの流れの中の一部分を行うこととなります。ただし、その職場ごとに、ほかの資格や知識を求められることがありますので、さらに勉強が必要な場合もあります。
難易度が高い試験なので、テキストと過去問題だけの勉強では心許ないかもしれません。通信講座やセミナーなどに参加して勉強するのも一つの方法です。また、インターネット上のインテリアコーディネーターの勉強サイトを利用したり、関連サイトなどで最新の情報を入手したりするのも有効です。
最近の事務職ではエクセルやワードが求人の必須条件になっている事が多いです。その技能を客観的に証明できるのがマイクロソフトオフィススペシャリストの資格です。このマイクロソフトオフィススペシャリストの資格は、企業側も新人研修などに取り入れていることもあるほどで、その信頼性は高いのです。
カラーコーディネーターは色彩の知識を身につけることで、あらゆるビジネスシーンで「色」の専門家として活躍することができます。専門職への転身などキャリアップを図ることができますし、認定講師として活躍することも可能です。また、企業内の営業や企画・広報・マーケティング部門においても役に立つ資格です。
看護師は、医師の診療の補助、入院患者の日常生活の援助・介護などを行う一般の人にも馴染みの深い職業です。看護師になるためには、高校卒業後に専修学校、各種学校などの看護師養成所で3年間勉強するか、看護系大学で4年あるいは看護系短期大学で3年学んだのち、国家試験に合格することで、その資格を得られます。